無料でできる、アストロマップ作成手順

アストロマップを作ってみたい方に向けて、この記事では、フリーで利用できるロケーショナル占星術チャートの作成手順をまとめています。

ここで扱うのは、一般に以下のような名称で呼ばれているチャートです。

・アストロマップ/アストロカートグラフィー(A*C*G*)
・ローカルスペース
・アストロ風水

これらのチャートは、場所との相性を通して、自分の資質や可能性をどのように活かしやすいかを考えるための実践的な手がかりになります。

旅行・移住・学び・仕事など、人生の選択を見直したいときにも役立つ視点を授けてくれるでしょう。
※この記事は、状況に合わせて、随時アップデートしています

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Miray

通常、アストロマッピングを作成するときは、有料ソフトSolarmaps(ソーラーファイアー搭載)を使うことが多いのですが、ここでは誰でも気軽に作れる、フリーソフトを使って作成する手順をお伝えします。

おすすめの

ロケーショナルアストロロジーのチャートが無料で作れるサイトは、Astrodienstが提供するAstroClick®トラベルAstroseekどのサイトがあります。

特にAstrodienstは、世界中の人々に惜しみなくフリーソフトとして提供してくれている、占星術業界のリーダー的組織で、ありがたい存在です。

下記は、AstroClick®トラベルを使った、基本となるマップの出す手順になります。

マップのだしかた

①Astrodienstのトップページから、Free horoscopeを選びます
Chart & Dataを選びます
Free Charts, Calculations and Dataを選びます
④Extenden chart selectionを選択。ここからは画像つきで解説しましょう⑤初めて使用する方は出生データの入力を求められます。使ったことがある場合は、ログインします。
⑥マップを作成していきましょう。出したい地域を選んでいきます
⑦アストロマップの完成です。ここでは、北アメリカとカラーのワールドマップをだしてみました。

北米の地図に反映させたアストロマップライン(左) 世界地図に反映させたアストロマップライン(右)ASTRODIENSTで作成

アストロマップは作るのは簡単、読むのは少しコツが必要

アストロマップは、無料ツールでも比較的かんたんに作成できます。しかし、作成したマップを実際にどう読むかという段階になると、分析力とリーディング力が必要になってきます。

地図上にラインが表示されると、すぐに意味を知りたくなるものですが、アストロマップは「ラインの名前を見るだけ」で完結するものではありません。

読みを深めるほど、ホロスコープ全体とのつながりが重要になってきます。

アストロマップを理解するために大切な3つの視点

アストロマップを理解するには、シンプルに言えば、次の3つの要素を押さえておくことが大切です。

 リロケーションの概念

同じ出生データでも、場所が変わることでハウスやアングルの働き方が変化します。
アストロマップは、この「場所によって強調されるテーマの違い」を見るための入り口になります。

惑星とアングル(感受点)の関係

天体そのものの意味だけでなく、ASC・DSC・IC・MCといった感受点にどう関わるかによって、現れ方が変わります。
たとえば同じ金星でも、ASCラインとMCラインでは、体験しやすいテーマが異なります。

出生図・プログレス・トランジットを重ねて読む視点

アストロマップは、出生図だけでなく、プログレス(進行図)やトランジットといった時期の要素をあわせて読むことで、解像度が上がります。

「どの場所か」だけでなく、「今どんな時期か」を重ねて見ることが、実践的な読みにつながります。

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わくわく…とにかく出してみたかった!という方のために、下記のページで天体や感受点ポイントの意味をシンプルにまとめておきますので、参考にしてくださいね。

出生時間の信頼度を測る、ロッデン評価とは

Astrodienstが運営する著名人のデータが記載されている「Astro-Databank」は世界中の著名人の出生データが保存されていて、占星術家にとっては、貴重な記録の宝庫となっています。

ここでは出生データの信頼度を測る方法として、ロイス・ロッデンによる評価システムをもとに公表されており、データの信憑性によってランク付けされています。

例えば、ステーブジョブズのホロスコープデータみたいに、ロッデン評価AAの場合だと、出生時間の信頼は高くなります。

最初にアップルを辞任した時のタイミングや、パロアルトで亡くなった時のタイミング、また共同創設者や、アップル法人との関わりなどもチャートが挙げられているので、占星術をお勉強している状況ならレクティファイ(生時修正)の検証、勉強になりますね。

特にアストロマップなどのロケーショナル占星術は、出生時間が正しくないと使えないので、出生時間の正確さは重要です。

アストロデータバンクで見る、出生時間の信頼度

いわゆる、AA、A、Bは、安定度が高いとみなし、C、Dは、検証を積み重ねることで変化する可能性があります。
生時修正はDランクだそうで、やはり家族や親戚、友達など、出産した時間に立ち会っていた人々の証言はAと、信頼性が高くなっています。

このように、日頃からデータの信頼性を考慮しながら、チャート読みを進めていくことをお勧めします。

人生で大きな出来事が起こった時はホロスコープを作って、出生時間が正しいかどうか検証しつつ、誕生出生図の信頼性をアップしていきましょう。

アストロマップが作成できる有料ソフトウェアについて

ここでは、日常的に使用している有料ソフトウェアの中から、アストロマップ作成に役立つ機能について、実務的な視点でまとめておきます。

無料ツールでも基本的な作成は可能ですが、より深く分析したい場合は、有料ソフトの機能が役立つ場面が多くあります。

Solar Fire Gold に含まれるマップ機能

Solar Fire Goldには、Solar Mapsと呼ばれるマッピング機能が搭載されています。この中では、アストロマップの分析に必要な各種マップを作成できます。

Solar Mapsでできること

主な機能としては、以下のようなものがあります。
・ローカリティーマップ(アストロカートグラフィーと同系統のムンドー式設定)
・ローカルスペース
・ローカルホライズンチャート
・イクリプス(食)のマップ など

アストロマップを「ラインを見るだけ」で終わらせず、複数の視点から検討したいときに、使いやすい構成になっています。

タイミングを読みやすくするアニメイト機能

Solar Mapsの中でも、特に便利に感じられるのがアニメイト機能です。
出生図にプログレス(進行図)やトランジット(経過図)を重ねて読む際、いわゆる三重円で確認している内容を、動きの流れとして把握しやすくなるため、時期の変化や切り替わりを視覚的に追いやすいのが大きな利点といえるでしょう。

アストロマップは「場所」の技法ですが、実際の判断では「タイミング」とセットで読むことが多いため、こうした機能は実務上かなり役立ちます。

使用環境について

Macユーザーにとっての注意点

Solar Fireは基本的にWindows向けのソフトウェアです。
そのため、Macで使用する場合は、仮想環境を用意して起動するなど、ひと手間が必要になります。この点は、Macユーザーにとっては少し使いづらく感じやすい部分かもしれません。

実用的な使い分けの例

運用方法としては、Windows環境を用意して、占星術ソフト専用で使う形にすると比較的安定します。
必要なスペックを満たしていれば、高価格な機種でなくても十分に運用しやすい印象です。

ソフト本体の使用と、アップデート確認・オンライン参照ができる環境があれば、実務には対応しやすくなります。

Mac・iPhoneで使う選択肢としての Astro Gold

Astro Goldの使いやすさ

Macに対応したアプリケーションとして、Astro Goldも選択肢の一つです。環境によっては導入しやすく、日常的な確認には便利です。

一方で、機能面では、アストロマップ分析において一部の表示・操作機能(とくにタイミングを動きで追うような使い方)については、用途によって物足りなさを感じる場合もあります。

外出先での確認には便利

iPhone版を併用すると、外出先でラインを確認したいときにはとても便利です。
用途によっては、次のような確認がしやすくなります。
・ローカリティーマップ(アストロカートグラフィー)のライン確認
・ローカルスペースラインの確認:これは個人的に使いやすい機能だと思っています。
・レポート表示 など
「本格的な分析はPC」「外出先では簡易確認」という形で使い分けると、実用的です。ただ、iphone版とAndroid版では仕様が異なるようで(2026年2月)アプリをインストールしている占星術家の方々から、改善を望む声は多く聞かれました。

占星術ソフトやアプリ、日常的な使い分けの考え方

実際の運用では、用途に応じて複数のツールを使い分けると効率が上がります。

・しっかり分析したいとき:有料ソフト(Solar Fire / Solar Maps)
・外出先で確認したいとき:Astro Gold(アプリ)
・オンラインですぐ見たいとき:Astrodienst などのWebサービス

このように分けておくと、環境に左右されにくく、必要なときに必要な情報を確認しやすくなります。

最後に。ソフト選びで大切にしたいこと

アストロマップを学ぶうえで、無料ツールはとても良い入口になります。
そのうえで、分析の幅を広げたい段階では、有料ソフトの機能が大きな助けになります。

大切なのは、ソフトの種類そのものよりも、自分の目的(作成・確認・分析・時期読み)に合った使い方を選ぶことかなと思います。使いやすい環境を整えながら、少しずつ読みの精度を高めていくのがおすすめです。

さらに占星術ソフトやアプリは、仕様変更やアップデートが継続的に行われます。
そのため、どのツールを使う場合でも、定期的にアップデート情報を確認することも大切でしょう。

とくにアストロマップ関連の機能は、表示方法や対応範囲が変わることもあるため、「一度入れたら終わり」ではなく、継続的にチェックする姿勢が役立ちます。

下記のページでソーラーファイアーの設定を記載しています。割引クーポンもあり。興味のある方はご覧ください。
お読みいただき、ありがとうございました

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