作物の豊かな実りに感謝するように、肩の力を抜いて成果を味わう9月
目次
今月の星の動きをまとめています。今月は秋分を迎えた「収穫」のシーズンがやってきました。今まで頑張ってきた成果を感じながら、味わって楽しみましょう
今月末に起こる満月はスーパーハーベストムーンにあてはまります。月が地平線に近くなると、オレンジ色となるので、豊穣さを感じられる美しい月となりますね。
9月の天体の動き、便利な早見表ダウンロード
日本標準時版（JST）と大西洋標準時版（PST）をダウンロードしていただけます。今月の活動にお役立てください。
「宇宙の一部である」感覚を大切にしながら、天体の動きに興味深くなりましょう。
日本標準時（JST）：日本版
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太平洋標準時（PST）：アメリカ西海岸版
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Thanks for creating the data ♡Chizu
9月の宙の動きと星よみ
9月の宙の動きは、喜ばしいことに4日、金星は順行に戻ります。金星は愛情や人間関係、日々のお金の管理などに関わる天体なので、気持ちのすれ違いや誤解があった状況から解放されて、前進していけそうです。
ただしコミュニケーションの惑星、水星は16日までは逆行中なので、契約関係の書類の見落としや、メールの送信不備などは引き続きおこりやすいので、細部の見落としやには注意深くなりましょう。
惑星イングレス（つぎの星座への入宮）がない月
9月スタートの時点では逆行を起こす8個の天体の内、6天体が逆行していますが、4日に金星が、16日に水星が順行に戻ります。
そのため、順行しかとらない太陽と月以外の天体でイングレス、つまり天体が次のサインへ移動するということが起こりません。
もしかしたら、この1ヶ月はあまり変化が感じられないと思う方もいるかもしれませんが、このタイミングで色々と身の回りの整理整頓をされることで、収穫の秋に寄り添うように、物事の成果を細部にかけて味わえるでしょう。
身の回りにある様々な「物」の整理もいいですし、人間関係や仕事の見直し、自分自身の方向性の再確認などに取り組んでみてください。
木星よりさらに遠くにある、土星、天王星、海王星、冥王星といった惑星はすべて逆行のままですが、個人の活動に影響をもたらしやすい水星、金星、火星は順行の状態となるので、個人としての推進力は発動しやすいでしょう。
つぎに12月に水星が逆行するまではこの状態がキープされるので、ぜひとも個人的なことや身の回りのことをこのタイミングで進めたりアップデートしていきましょう！
9月4日から12月31日までは木星が逆行に入りますが、この時期は周りの人の好意を素直に受け取りにくかったり、昔の成功に振り回されやすくなりがちです。
そういう時こそ、「利他の心」で周りの人のために積極的に動いていきましょう。
思いやりの心は木星のプラス面のエネルギーを多く取り込むことにきっと役立ってくれるはずです。
秋分の日でひとつの区切りを迎える
9月23日に太陽が天秤座に入り、秋分を迎えます。
西洋占星術の世界ではここがようやく1年の折り返し地点。
3月の宇宙元旦とよばれる春分の日からの半年間、誰もが様々な経験をされてきたことと思います。
秋分から冬至までは「収穫」のシーズン。
そして天秤座は「客観性」を象徴する星座です。
やってきたことの成果を確認したり、実績を残していきましょう！
秋分図をシンプルにみると、始まりを表すアセンダントは水瓶座にあり、風の星座が強調されています。
人間関係の広がりは、グローバルな視野から人々との関わりが大きなポイントを占めていくでしょう。
水瓶座は人といつも一緒に群れて動くより、個人や個性を大切にしますので、ローカルなスペースから飛び出して、ネットやSNSで知り合った価値観や趣味が合う仲間との交友が全体的に盛り上がっていきそうです。それは月が「友人・サークル活動」を表す11ハウスにあることとも関連しています。
太陽は7ハウスで、海王星と180度の緊張関係にあります。
7ハウスは外交を表し、また、8ハウスにも近いことから、8ハウスが象徴する金融とも関連すると考えると、海外との関係性や金融情勢は不安定さが続き、何が正しいのかの判断がつきにくくなることが予想されます。
ただ、12ハウスの冥王星とは120度の調和的な関係が築かれており、見えない部分での援助や、これまで培ってきた底力が発揮され、大きな混乱は起こらないでしょう。
地の星座が5つもありますので、冒険的というより保守的に進めていくムードが優勢です。
3ハウスに木星と天王星が入っていますので、身の回りで新しい発見があったり、新たな習い事や学びで嬉しい発展があるかもしれません。ぜひご近所探索をしてみてくださいね。
乙女座の新月と牡羊座の満月
グランドトリンで形成された新月
15日には乙女座の新月を迎えます。
この新月では、グランドトリンが形成されている地のエレメントに注目です。
天王星や冥王星の度数も、新月にともなって安定した実務性や豊かさをあらわす領域に位置しているので、私たちが落ち着いて行動するほど、結果が現れてくるといえるでしょう。
サビアンシンボルは「王家の紋章」
伝統的に培ってきた誇りや威厳、信頼感を感じさせてくれるモチーフです。
経験を積み、実績が付いてきた今、自信と責任を持って与えられた仕事や役割を果たしていきましょう。
変に自分を誇張したり、逆に謙遜しすぎることはありません。
実直にやり遂げていくことで、周りはあなたを正当に評価してくれることでしょう。
スーパー・ハーベストムーンとなる中秋の満月
29日は牡羊座でおこる満月です。
牡羊座は単純明快さがウリの星座（笑）特に初期の領域ではこの特徴がストレートに出てきます。
サビアンシンボルは「2つの領域でうまく自己業限している男」
直感がすぐれているときでもあるので、頭で深く考えすぎず、本能的に「いい/悪い」を判断していきましょう。自分の中の「二極化」の軸をしっかりと持ち、それに従って動いていくことがおすすめです。
とくにスーパームーンとしてのハーベストムーンでもあるので、過去に始めたことも、このときに結果がでやすくなります。かといって焦らず、あなたの歩んでいるプロセスを信頼してくださいね。
綺麗な月をみながら、お団子をいただいて、ゆっくりお月見を楽しむ時間を大切にしていきましょう。
本質に揺さぶりをかけながら、道があきらかになっていくのは、やはり来年に冥王星が水瓶座に移行してから、じわじわ実感する方が多いのではと思います。
いまは肩の力を抜いて、自分の歩んできた軌跡に出会った人や学んだことに感謝する、そんな味わい深い日々を過ごしたいものですね。
Thank you -Love&Grace-
Written by Yurika&Miray
スタディクラスのお知らせ
9/21（木）のスタディクラスは『紅茶占いで直感と想像力を育もう』を開催します。
Tasseomancy、タセオマンシーもしくはタセオグラフィーと呼ばれる手法は、オリエンタルから始まった、お茶を飲む習慣からくる占いと伝えられてきました。必要な知識と直感を養えば、誰でも日常に取り入れることができる親やすいものとして、このクラスではシンボルリーディングに、直感的に星よみも繋げていくことをご紹介します。紅茶占いは、コーヒーやワイン、いろんなものに応用できるものなので、楽しみながら使えそうですよ。
どなたでもご参加できます。希望の方は下記の画像をクリックしてチケットをご購入くださいね。（スクエアのサイトに飛びます）
Illustrator♡YachiYuna