ASTRORATIO 誕生への祈り

ASTRORATIOとはastron(アストロン、ギリシャ語で星)とoratio(オラショ、ラテン語で祈り)から生まれた造語です。

いつの時代も、想定外の出来事に遭遇したとき、自分を見失いそうになるとき、人々は人智を超えた世界へ向かって、祈りを捧げてきました。

それは大地、山、海、空、太陽、星、宇宙、等への祈り。

自然への畏敬の念は、あるがままの純真無垢な存在へと戻りたいと願う、回帰への祈りでもあったでしょう。
宇宙の秩序の中で星が動くように、身体も同じように自然の摂理の中で機能しています。

「私へと戻るための道しるべ」として、星を理解する

西洋においても東洋においても占星術は、何か特別なところに行きたいと目指すものではなく、本来の私に戻るための道しるべとなるもの

それが先人からもたらされた智恵であり、奥義であると、ASTRORATIOでは理解しています。

「私で在ることが居心地がいい」

ボディ、マインド、ハートが繋がって、私という存在であることに幸せを感じられるように。

そして誰もが限りある一生の内、ご縁あって繋がった、視線を同じくする仲間との関わりに喜びを感じるよう、程よく磁力が引き合って、心が通じ合い、占星術を伝えてくれる人との出会いを大切にしています。

本音で語り合える仲間がいるから、学びは楽しい

現代社会のように、インターネットの普及によって情報が容易に得られる時代であっても、師から口伝で受け継がれてきたカバラや密教などの神秘学のように、本当に大切なことは、人から人へと適切なタイミングに伝わっていくものです。

守られた環境の中で、経験から出た言葉を分かち合い、互いを認め合う仲間同士が交流しながら、一人一人が授かった創造性は発揮されていきます。

困難に立ち向かわないといけない時も、喜びを全身で伝えたい時も、

同じように笑って、泣いて、感動して・・・

計算し尽くしたような関係性ではない、同じ視点で世界を眺める仲間が、あなたを応援してくれるでしょう。

次世代に伝えていきたい星よみ。それは宝石の原石を磨き上げていくようなプロセス

星の動きと共に生きることは、まだ原石のような状態かも知れない天然石を毎日少しずつ磨き上げていくようなもの。

天体の配置によって、運命の厳しさに直面しているように思える時でも、自然の流れを受け入れながらも、心にしなやかさを忘れず、いま目の前にあることに真摯な気持ちで取り組むことができたら、人生は変容していくでしょう。

「占星術は頑張っている人の味方ですよ」

このように、授業やプライベートセッションでもお伝えしてきました。なぜなら星の動きを見ていると、辛い時でも引き上げて導いてくれる星々が見えてくるからです。

それは、あなたの人生に気づきをもたらすことだけでなく、縁あった人、家族、友達、生まれてくる子供たち、これから世界へと繋がっていく世代に気づいてもらいたいと願う、想像を超えたチカラとなります。

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