惑星逆行カレンダー【2024年度】と逆行についての話し

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    惑星の逆行と順行の時期を知ると、年間計画が立てやすい

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    Haru

    惑星逆行を意識するようになったら、1年、1ヶ月、1週間といった計画が立てやすくなったとお声を聞くことが増えてきました


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    Miray

    細かい時間まで載せていないですが、1年全体を把握するのに役立ちますよ。

    リトログレートとステーションとは

    地球は他の惑星とは異なるスピードで軌道を進んでいます。そのため、地球に住んでいる私たちは、他の惑星の軌道が観測する時期によっては、逆方向に動いているように見えるときがあります。
    これが惑星の逆行/Retrogradeと呼ばれる現象です。

    占星術の観点からみたとき、大昔から占星術師たちは、この「逆行の動き」や、順行や逆行に戻るタイミングに留まる「ステーション/Station」を重要なものとしてとらえ、天体のライジング(上昇)セッテイング(下降)とともに慎重に考察してきました。

    2024年の惑星逆行カレンダーで、計画をたてよう

    この早見表は、1年の動きをつかむのに適しています。惑星の逆行やステーションを知ることで、プロジェクトの始まりや目標へのすすめかた、旅行の計画、重要なイベントを決めるときに役立つでしょう。
    表をクリックするとPDFとなりますので、ご自由にダウンロードされてください。

    惑星逆行のときに起こりやすいこととは

    表の見方は、いたってシンプルです。左側に記載している惑星の動きが、上記に記載している月にいつ逆行の動きになるか、そのタイミングの日時を載せています。
    ただし、時間までは載せていないため、年間をとおして把握していくことにお役立てください。

    ここからは、各惑星が逆行したとき、どのようなことに遭遇しやすいかを例にあげています。必ずしもこれが起こるというのではなく、いわばその惑星のもたらす影響に対して熟考したり、向き合うシーンが増えるといったようなものです。参考にしながらも、みなさんそれぞれの経験を積み重ねながら、考察してみてくださいね。

    水星の逆行

    会話の取り違えや、メールやチャットの見落とし、伝達ミス、契約のやりなおし、書類の見落としが浮上しやすくなります。また、コミュニケーションを含めて、ものごとが進みづらくなります。
    さらに交通、移動手段も混乱が起こり易く、飛行機が定刻通りに離発着しなかったり、列車やバスが運行停止になったりすることは、よくみられるものです。
    「水星の逆行中だから、大事なことができなくなる」と思う方々も多いのですが、重要な契約を交わすといったことでなければ、あまりにも気にしすぎる必要もないかと思います。ただ、水星逆行中に加えて、さらにムーン・ボイドタイムと重なる時間帯は、重要なミーティングや取引がうまく進んだケースを見ることがなかったので、この2つが重なるときは要注意…と、長年の経験上からお話ししています。

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    Miray

    水星逆行話は多いのですが、特に印象深いのは、ロンドンのキングスクロス駅で水星逆行になった日に、乗車予定していた列車が発車15分前に運行停止になった経験でしょうか。通常3時間で到着できるところが、7時間かかって到着しました!イギリス在住の友達が一緒にいなかったら、私は目的地にたどりつくことができませんでした(苦笑)


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    Miray

    また、金融機関に勤めていたイギリス在住の友人は、水星逆行になると社内で「水星が逆行中は取引が面倒になるから気をつけるように」と、いつも伝達が来ていたそうです。彼女は占星術のことをまったく知らなかったので、興味深く話してくれましたよ。

    金星の逆行

    愛情の感じ方、価値観の取り違えが起こりやすくなります。
    たとえば、大好きな彼のために、手作りのディナーやプレゼントを用意したけれど、「急な仕事ができて一緒に過ごすことができなくなったときの落ち込みが大きい」とか、「喜んでくれると思ったのに、なぜか相手は自分が期待したような反応をしてくれなかった…」といった、感情的な不満や傷つきやすさなどが挙げられるでしょう。
    価値観の違いに遭遇したり、周りとの温度差を感じるほど、自分の世界観にこもってしまいがちとなるので、まわりと比較したり、メディアの流行話などに振り回されないように気をつけましょう。
    いつも社交的な人であっても、私にとって癒され、満たされることは何か、問いかける時間をたっぷりとるには良い時間になるでしょう。

    火星の逆行

    前に進むことを恐れがちになり、行動することを躊躇するシーンに遭遇しやすくなります。いわば、車のエンジンがうまくかからなくて、スムーズに動けないようなものに似ているかもしれません。
    また、自分を守らないといけないとき、怒りの表現が内側に向かいやすいため、自分が悪かったのだろうかと怒りを抱え込みやすくなり、さらにそのエネルギーを抱えたままにしておくと、不適切なタイミングに爆発しやすくなります。
    火星逆行中はとくに、自分にとっての正義とは何か、怒りや攻撃性を悪いものと決めつけないことが大切です。
    毅然とした態度で、嫌なことにノーと言えているか、自己卑下していないか、問いかける機会にもなるでしょう。

    木星の逆行

    皆にとって良いと思われることをしたのに、伝わりづらかったり、進む方向に矛盾が生じたりすることが起こり易くなります。自分の道徳観と、現代社会との間の矛盾を擦り合わせることの難しさを感じたり、過去の権威や社会での成功体験に振り回されやすくなることも浮上しやすくなります。
    木星逆行中に生まれた方の中には、他者の善意をありがたいと感じながらも、素直に受け取ることが苦手だと感じられるお話しを聞くこともあります。
    損得勘定がない行為や、評価されることに焦点を合わせていないボランティアなどは、見えない徳を積むといわれるように、木星の逆行中は、ほんとうの豊かさについて、自分自身の本音と向き合う良い機会になるでしょう。

    土星の逆行

    今までの社会のルールに過度にこだわったり、構築することに時間がかかりすぎて、歩みが合わなくなりがちです。また期間内にしあげていかないといけないなど、責任や制限がからむ時間の問題がいつも以上に浮上してくるので、進みが遅い中で空気も重く感じられやすくなります。
    自分の積み重ねてきた経験で物事を秤にかけていくほど、 周囲と噛み合わずに停滞しがちになるため、まさに、根気強さと向き合う機会となるでしょう。
    普段から一つ一つの仕事と丁寧に関わりながら、柔軟さも大切に人との信頼関係を強くすることで、土星は揺るがない絆と立ち位置を構築していきます。

    天王星、海王星、冥王星グループの逆行

    トランスパーソナルプラネットと呼ばれるグループは、逆行中の時期が多くなります。公転周期が遅いため、影響も深く、重い天体としてみられています。
    これらの感星が逆行から順行へ、順行から逆行へと地球から見たときに変わるとき、見なかったふりは通用しない、じっくり取り組まねばならないといった、テーマが浮上しやすくなります。

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